「地球温暖化防止に貢献し、武蔵野市にふさわしい景観と住環境を守る為敢えて高さを抑えたエコロジカルなマンションの提案」

今年も突然の豪雨や突風が頻発し梅雨入りが遅れる等地球温暖化による異常気象が現実のものとなり始めたのが感じられます。先進国首脳会議(G8サミット)は6月8日今後、地球温暖化防止のため温室効果ガス排出削減の地球規模の目標をEU、カナダ、日本が決定した2050年までに少なくとも半減させるという目標を今後真剣に検討していくことで合意しました。武蔵野市も環境生活部環境政策課で地球温暖化防止に積極的に取組んでいます。地球環境を守ることは今や個人の義務であり企業の社会的責任でもあることは言うまでもありません。今後建設されるマンションも地球環境を悪化させないことが第一に求められます。

地球環境を守る視点からみると超高層マンションは超高層用の高速エレベーター、生活用水を100mの高さまで給水するポンプ、エレベーターパーキング等エネルギーを浪費する設備が揃っており地球温暖化防止に逆行する反社会的建造物です。「東京都区部における24時間稼動建物のエネルギー消費実態に関する研究」(早稲田大学による調査 研究代表者 柳沢聡子)によると超高層マンションは一般のマンションに比べ総エネルギー需要量が1.4倍に相当することが明らかになっております。超高層マンションの建設は社会的に許されない時代に差し掛かったといえるでしょう。より大きいものより高いものを追い求める超高層マンションは今後マンモスや恐竜のように滅び行く運命にあります。大量生産、大量消費の時代はもう終わりを告げています。地球の資源と市場は無限ではありません。地球の資源は有限であるとの認識から地球の未来を守る為「持続可能な社会」の理念が生まれました。これは環境保全を考慮した節度ある開発をすることにより現代の世代が将来の世代に不利益をもたらさない様にしようと言う考えです。持続可能(サスティナブル)な社会を実現するには一人一人の個人の努力だけでは不十分で企業の努力が不可欠です。この理念は野村不動産グループのグループ・メッセージである「あしたを、つなぐ」そのものです。是非ともより豊かな社会に向けて貢献する良き企業市民となるべく、一層の努力を続けて頂くよう御願い致します。

今後望まれるマンションは環境負荷を低く抑え地球温暖化防止に貢献するものでなければなりません。雨水を溜めトイレの洗浄水に利用し非常時には飲料水にも利用でき屋上に太陽電池発電装置を設置する等、エコロジーと省エネに気を配り周辺地域にも貢献するサスティナブルでエコロジカルなマンションがもとめられています。エコロジーマンションなど売り物にはならないとお考えでしょうが、自動車の世界では成功例があります。トヨタのプリウスという車はガソリンエンジンと電気モーターを搭載したハイブリットカーと言われる車で排気ガスの排出が少なく燃費が良く環境にやさしい車で「この車のユーザーは地球環境を守る人だ」ということがキャッチフレーズの車です。同クラスの車に比べて4割程高いにもかかわらず良く売れています。地球環境を守る意識の高い人の住むマンションというコンセプトは新たなセールスポイントになるはずです。

武蔵野市の魅力は都会と田舎の良さを併せ持つところにあります。都心の殺伐としたビル街から戻り三鷹駅北口に降り立つとなぜかホットします。これは三鷹駅北口が南口と違い高い建物がなく広々とした空が広がっているからです。北口の西側には西久保の低層住宅地があります。住宅地には小さな公園が点在し住民の憩いの場となっています。現在西久保は成城に次ぐ高級住宅地と認められるようになりました。これは建物の高さを2階立てに抑えて来た60年に渡る西久保住民の努力の賜物です。武蔵野市にはまだ農家が残っているためのんびりとした田舎の風情を味わえ農家の直売所や農協の売店で採りたての野菜を手に入れることが出来ます。

この景観と住環境を守るために敢えて高さを抑えたサスティナブル且つエコロジカルなマンションが我々が要望するマンションです。武蔵野市役所企画政策室が行ったアンケート「武蔵野市の景観に関する調査」でも判るように武蔵野市の住民は武蔵野市を高層ビルが林立する都会にしたいとは思っておりません。東京都景観条例の大規模建築物等の建築等に係わる景観形成指針に「周辺の建築群と統一感のあるスカイラインとする」とあるようにマンションの高さは周辺のマンションより突出しない高さが望まれます。

武蔵野市は文化の香りあふれる街として知られております。小説「武蔵野」で知られる武蔵野をこよなく愛した国木田独歩、玉川上水に身を投げた太宰治、北口駅前広場には街のシンボルとして長崎の平和像を作られた北村西望氏の自由の女神が建っています。武蔵野市民文化センターが開催するコンサートには武蔵野市民だけでなく都内、多摩地区からも多くの観客がつめかけます。武蔵野市の顔とも言える三鷹駅北口に建つマンションは格調あるデザインで、社会的責任を果たさない住民が居住するおそれのある狭いワンルームタイプではなくファミリーユースのゆったりとした間取りの良識ある武蔵野市民のためのマンションが望まれます。

このような存在意義があり高品位なマンションであれば武蔵野市民は大歓迎しそのマンションの存在を誇りに思うでしょう。この様なマンションを販売すれば企業イメージのアップというお金に換算出来ない利益をももたらします。また高さを抑え現状の良好な住環境を維持出来ればマンションの価値は一段と上がるはずです。超高層マンションが建つとこの素晴らしい住環境は失われてしまいます。一番大事なものは失ったときに判ると言います。このような住環境を破壊してしまうのは余りにも「もったいない」のではないでしょうか。


武蔵野を愛する市民の立場から武蔵野市に相応しいマンションの要望を述べさせて頂きました。是非この要望に沿ったマンションの建設の可能性を検討されることを御願い申し上げます。

三鷹北口超高層マンションを考える市民の会

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