武蔵野市中町1丁目計画に関する公開質問状

1、超高層の高さについて
 説明会において事業主は、「市は超高層に対する考え方中で概ね100m程度が望ましいということもあり、現在この高さで計画しております。」と述べております。市が概ね100mの高さが望ましいと決めた根拠と経緯をお答えください。
2、周辺住民の痛みについて
 巨大な超高層ツインタワーマンションが建設されると入居者よりはるかに多くの地域住民がこれ迄慣れ親しんできた街の環境、景観が破壊され慨嘆し、視野を遮られる不快感に悩まされます。市はこのような周辺住民の痛みに一度でも思いをはせたことがあったのかお答えください。
3、風環境について
 説明会において事業主は風環境評価を武蔵野市関前測定局で測定された10分間平均風速データを元に評価し風環境の悪化は無いと結論付けておりますが風の被害は突風で起きます。少なくとも最大風速データを元に評価しなければ正しい評価は出来ません。この点を市はどうお考えですか。また、もしこの建物の建設後にビル風に拠る死傷者が出た場合、市としてどのような対応をし誰が責任を取られるのかお答えください。
4、公開空地について
 市は公開空地を確保することで超高層ビルの建設を認める方針の様ですが、この方針を決定するにいたった経緯を詳しく教えてください。この地域と縁の深い市議たちからの要請はあったのでしょうか。あるいは、建設委員会での議論があったのでしょうか。市長からの指示等はあったのでしょうか。 また、所有者が変わった場合に次の所有者は公開空地を継続する義務はありません。どのような方法で公開空地を継続するのかお答えください。
5、 北棟と南棟の間の歩道の消滅について
 説明会において示された図面によると北棟と南棟の間の歩道は三鷹通り側の敷地境界線で消滅しています。この部分で歩行者の流れが停滞し事故が起きる危険が増大するのは必至です。 もしこの計画のままで歩道が造られた後に死傷者が出た場合、市としてどのような対応をし誰が責任を取られるのかお答えください。
6、エレベーターパーキングについて
 住棟組込み型のエレベーターパーキングは万一火災が発生した場合は可燃性の高いガソリンを積んだ車を内蔵した巨大な煙突と化しマンションは9/11のツインタワーと同じ様に完全に倒壊し多くの犠牲者が出ます。事業主は消火設備があり施工実績もあり危険はないと主張していますが、このような危険性のある設備を居住スペースの中心に配置するのは安全無視の設計です。また説明会において昇降リフトが車を載せて昇降中に地震が起きたときの安全性について充分な説明がされておりません。そのうえ長周期地震動の揺れでパレットから車が落下する可能性が検証されておりません。これらの点を市から事業主に充分な説明を求めていただけませんでしょうか。あるいは市がその危険性を検証していただけませんでしょうか。 もしこの建物の建設後にエレベーターパーキングを起因とする火災等の事故が起きた場合、市としてどのような対応をし誰が責任を取られるのかお答えください。
7、下水道の流量不足について
中央大通り沿いの下水管は流量が足りず大雨の度に溢れ近隣住民に多大な迷惑を掛けております。この建物が建設された場合下水の溢水事故が多発し近隣住民に大きな被害をもたらすのは必至です。この様な被害が出た場合、市としてどのような対応をし誰が責任を取られるのかお答えください。
8、地球温暖化防止について
 最近地球温暖化防止が重要視されるようになって来ました。超高層マンションは超高層用のエレベーター、生活用水を100mの高さまで給水するポンプ、エレベーターパーキング等エネルギーを浪費する設備が揃っている地球温暖化防止に反する建物です。武蔵野市も環境生活部環境政策課で地球温暖化防止に積極的に取組んでいます。地球温暖化防止の為には超高層マンションの建設は認めるべきではありません。この問題に付いて市としてどうお考えかお答えください。

上記の質問に対する回答を文書にまとめてお答えください。

〒180-0013 東京都武蔵野市西久保1−3−2
三鷹北口超高層マンションを考える会
代表 河原 雅子

武蔵野市長 邑上 守正 殿

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